| 俳 句 |
作 者 |
写 真 |
| ○負の流れ虎消滅す土用凪 |
多喜 丈城 |
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| ○二安打の孤軍奮闘夏芝居 |
多喜 丈城 |
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| ○猛虎発（た）つ猛打猛攻雲の峰 |
多喜 丈城 |
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| ○頑張りの孤軍奮闘浮いてこい |
多喜 丈城 |
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| ○乱調の降雨降板破れ傘 |
多喜 丈城 |
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| ○船渡御や猛打炸裂虎祭り |
多喜 丈城 |
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| ○金縛り六連敗や土用波 |
多喜 丈城 |
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| ○猛虎吠え猛打爆発大暑かな |
多喜 丈城 |
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| ○虎打線笛や太鼓の夏祭り |
多喜 丈城 |
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| ○虎乱死弱投貧打白雨かな |
多喜 丈城 |
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| ○連敗の甲子園泣き夏やせる |
多喜 丈城 |
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| ○悔やむ虎蜘蛛の囲いの餌となりぬ |
多喜 丈城 |
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| ○起用ミス痛恨被弾斑猫 |
多喜 丈城 |
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| ○バット折れホームが遠い梅雨籠り |
多喜 丈城 |
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| ○万緑や神風弾で勝利なす |
多喜 丈城 |
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| ○虎の乱メッセ滅して青葉木菟 |
多喜 丈城 |
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| ○新四番接戦勝利安居（あんご）かな |
多喜 丈城 |
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| ○大勝の大活躍や暑気払い |
多喜 丈城 |
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| ○適時打の暗雲払う青田かな |
多喜 丈城 |
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| ○笑顔咲く接戦勝利薔薇（そうび）かな |
多喜 丈城 |
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| ○猛虎燃え猛攻連打虎尾草 |
多喜 丈城 |
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| ○虎吠えて完封巧打梅雨の明け |
多喜 丈城 |
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| ○投手陣虎壊滅や梅雨寒し |
多喜 丈城 |
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| ○大敗の涙まみれや青時雨 |
多喜 丈城 |
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| ○若虎や一矢報いて夏鶯 |
多喜 丈城 |
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| ○夏至の日や好投巧打引き分ける |
多喜 丈城 |
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| ○十薬や拙攻に泣き虎悶死 |
多喜 丈城 |
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| ○虎眠りぐうの音出ず梅雨曇り |
多喜 丈城 |
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| ○若虎や竹の皮剥ぎ勝利なす |
多喜 丈城 |
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| ○虎目覚め久々勝利南吹く |
多喜 丈城 |
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| ○ででむしや守れず打てず虎瀕死（ひんし） |
多喜 丈城 |
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| ○覇王樹や打線好調粘り虎 |
多喜 丈城 |
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| ○猛虎吠え打線爆発山法師 |
多喜 丈城 |
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| ○虎化して青息吐息の青蛙 |
多喜 丈城 |
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| ○虎叫びサヨナラ勝ちの梅雨晴れ間 |
多喜 丈城 |
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| ○老虎（ろうこ）吠ゆ攻守巧打の七変化る |
多喜 丈城 |
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| ○最下位や失敗続き薬降る |
多喜 丈城 |
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| ○蚯蚓（みみず）這ひ獅子の吠え声虎竦（すく）む |
多喜 丈城 |
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| ○逆転の満塁弾や青葉風 |
多喜 丈城 |
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| ○蠅虎や好投支えず眠り虎 |
多喜 丈城 |
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| ○眠り虎打てず守れず五月尽（ごがつじん） |
多喜 丈城 |
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| ○降格へ不振の虎や五月病 |
多喜 丈城 |
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| ○拙攻や残塁の山五月闇 |
多喜 丈城 |
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| ○若虎の快投快打清和（せいわ）かな |
多喜 丈城 |
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| ○金雀枝（えにしだ）や若虎吠えてサヨナラ打 |
多喜 丈城 |
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| ○猛虎吠ゆ記念の一打五月晴れ |
多喜 丈城 |
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| ○好投を支えし一打麦の秋 |
多喜 丈城 |
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| ○猛打賞弾丸弾の風薫る |
多喜 丈城 |
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| ○虎斬られ二刀流冴ゆ薄暑かな |
多喜 丈城 |
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| ○極貧打散り積もりたる竹落ち葉 |
多喜 丈城 |
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| ○目覚め虎猛打爆発青嵐 |
多喜 丈城 |
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| ○襤褸虎（ぼろとら）のちぐはぐ攻守若葉寒 |
多喜 丈城 |
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| ○散発打手も足も出ぬ夜振りかな |
多喜 丈城 |
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| ○バット折り必殺一打聖五月 |
多喜 丈城 |
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| ○天とれぬ低投低打星鴉 |
多喜 丈城 |
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| ○初回より鯉（こい）の餌食（えじき）の虎魚（おこぜ）かな |
多喜 丈城 |
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| ○たかんなや意地の一振り一矢報ゆ |
多喜 丈城 |
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| ○孤独虎孤軍奮闘夏霞（はなしょうぶ） |
多喜 丈城 |
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| ○二刀流巨人倒しぬ花菖蒲（はなしょうぶ） |
多喜 丈城 |
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| ○好投を支えし打線夏立ちぬ |
多喜 丈城 |
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| ○虎吠えむ投打相俟（あいま）つこどもの日 |
多喜 丈城 |
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| ○守備乱れ好投虚し青葉冷え |
多喜 丈城 |
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| ○四打点大活躍の若葉かな |
多喜 丈城 |
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| ○一振りでスタンド超（こ）ゆ巣立ち鳥 |
多喜 丈城 |
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| ○永沢寺 子等の背丈の 花菖蒲 |
多喜 丈城 |
島田 尚武 |
| ○ 頬染めし 幼き二人 花菖蒲 |
多喜 丈城 |
島田 尚武 |
| ○われもまた その戦士たり 甲子園 |
多喜 丈城 |
サンスポ |
| ○笑顔見ゆ 泥んこバレー 玉の汗 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○梅の実の 色づく香り 漂ひて |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○足下の 海峡渉る 風かほり |
多喜 丈城 |
宮脇勇夫 |
| ○故郷の うなじ艶めく 踊りかな |
多喜 丈城 |
島田 尚武 |
| ○本塁打 左右打ち分く 甲子園 |
多喜 丈城 |
サンスポ |
| ○天空に 葡萄酒醸し 盃を挙ぐ |
多喜 丈城 |
清水 清 |
| ○すれ違ふ 二人にも似し 蓮浮き葉 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○祝う前 ひと夜飾りし カーネーション |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○水打つや 待ちて親子の 過ぎ行きし |
多喜 丈城 |
猪股理事長 |
| ○濡らすまじ 尾ひれくくらる 鯉のぼり |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○仲良しの 水辺の二人 風薫る |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○鯉のぼり 瀬音に合わせ 風少し |
多喜 丈城 |
大塩 二郎 |
| ○堰の音 連なりて落つ 青葉光 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○見晴かし 海風渡る 田植えかな |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○山門を 駆けあがる 僧若葉風 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○蹲に 落ちて梅の実 水輪描く |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○風吹けば それ見よがしの藤の花 |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○撫子や 二番でいいぞ 銀でいい |
多喜 丈城 |
サンスポ |
| ○涼風を 孤島に吹かし 快挙せり |
多喜 丈城 |
サンスポ |
| ○無人駅 ミラーの中の 夏帽子 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○こうのとり け高く舞ひぬ 雲の峰 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○空の木を 覆ひて高き 日傘かな |
高 利夫 |
本人 |
| ○戦いは 球児たちの 青春 |
高 利夫 |
藤井克己 |
| ○我が家では ステテコ姿 クールビズ |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○蓮の葉の 広がり始む 風少し |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○瀬の音を しばし聞く背に 四葩かな |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○大川に 龍船競う 土用かな |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○大川の ドラゴンボート 夏来る |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○櫂高く 上げ一呼吸 ボート出す |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○参詣の ご利益うけし 薄暑かな |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○北の町 息災告ぐる 青葉風 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○蛍来た この水辛い 我が家へ |
高 利夫 |
高 藤井 |
| ○梅雨晴の ひかりあつめて 棚田かな |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○頂点を 極む便りや 夏の朝 |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○満開に 咲き競うかな 紫陽花よ |
高 利夫 |
本人 |
| ○空蝉に 足下とられ 閑居かな |
多喜 丈城 |
島田尚武 |
| ○指は天 爪先大地 踊りきる |
多喜 丈城 |
島田尚武 |
| ○葦の間を 櫓の音幽か 風少し |
多喜 丈城 |
牧野佳子 |
| ○連山に ありし名残の 雲の峰 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○花火待ち 閃光の落つ 川原かな |
多喜 丈城 |
松原正典 |
| ○曇り空 海の彼方の 遠花火 |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○向日葵の 海風受け 陽を背にす |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○青竹の 大蛇と化す 竹伐り会 |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○奉仕者の 手力雄舞ひ 梅雨夕 |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○透き通り 川底見ゆ 水団扇 |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○軽鳧の 子のシャッター音に 嫌気さし |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○一文字の 一枚となる 甲子園 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○三勝を 絵馬に託して 甲子園 |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○敗戦を 偲ぶサイレン 甲子園 |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○戦没者 冥福祈る 甲子園 |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○やがて実に 一枚残す 蓮花弁 |
多喜 丈城 |
多喜晴代 |
| ○春陰の 五百羅漢や 幾星霜 |
吉川 晋也 |
藤井克己 |
| ○園児らの 笑顔引き立て 藤の花 |
吉川 晋也 |
藤井克己 |
| ○汗涙 ピッチに仰ぐ 夜空かな |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○満開に 咲き競うかな 紫陽花よ |
高 利夫 |
本人 |
| ○願かける 浴衣姿の 艶やかさ |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○聞こえしか 携帯で問ふ 遠花火 |
多喜 丈城 |
芦屋市HP |
| ○笠の内 覗いて観たし 風の盆 |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○連山の ひとつひとつに 雲の峰 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○嬌声の 戻せ廻せに 山車走る |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○大工方 鳥と化したり 山車の空 |
多喜 丈城 |
本人 |
| ○赤銅の 月食となり 夏暮るる |
多喜 丈城 |
アサヒ・コム |
| ○炎天を 避けてバイトも ひと休み |
吉川 晋也 |
本人 |
| ○アルプスへ 駆け寄る笑顔 甲子園 |
多喜 丈城 |
藤井克己 |
