透き通る和紙が涼感を誘う、伝統の「水うちわ」の生産が、岐阜市日野東の「家田紙工」で最盛期を迎えています。
水うちわは、川の水につけてあおぐと、気化熱を利用して涼風を楽しむことができることから、船遊びなどで使われ、竹の骨組みに、薄い和紙「雁皮紙(がんぴし)」を両面に張り、ニスを塗り重ねることで耐水性を強めています。