これは正式に言えば無季語で、山上さん川柳のテリトリーになります。ただ、数年前朝日新聞主催、有馬朗人、黛まどか主宰で「俳句甲子園」なるものがあり、六万数句集まる俳句大会がありました。その時“甲子園”が夏の季語として認められたことがあります。
三枚の青と白のカードをコンダクターの指示で、それぞれ与えられたカードの裏の台本に従い、目の高さに差し出す。そのカードは上手く出来ていて、折り目の隙間から、グランドの様子が見えるので、入場行進の様子は、全てわかるのです。甲子園名物の“カチワリ”にあらず、ギンギンに凍らしたスポーツドリンクを舐めて、開会式の朝は始まるのです。