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<3日目>

霧島第一ホテルスパヒルズを出発し都城市に向かって下ると、辺りは一面の霧に包まれる、さすが霧島だ。
やがて広大きな霧島酒造の工場見学でベルトコンベアーで薩摩芋を仕込む様子がガラス越に見える。ここの売店で沢山ある焼酎の中から、「霧島原酒」やチョコレート(何故か)を買い求める。

 
   
 霧島酒造の芋仕込み  都城で焼酎試飲

宮崎県庁

予定は県庁の中を見学することとなっていたが、私は県庁の中へは入らず、県庁前で開かれている朝市を見て廻った。
宮崎名産品が威勢よく売られている。なにか面白いものはないかと覗いてみた。海産物、お茶、果物等諸々があったが、この地方の手作り味噌はどんな物かと思い買って来た。我が家で賞味したところ甘味があり、とても美味しかったので、
Netで調べFAXで注文し6Kgを取り寄せ、二人の娘宅に土産とした。
県庁の前庭には大きなシャボンテンのほか、メキシコのテキーラの原料となる“ユーゼツラン”が沢山あった。

  
宮崎県庁前朝市

青島

今回のツアーで2つ目のハイライトである「鬼の洗濯板」海岸だ。自然の作り出す造形とはいえ、奇怪な海岸だ。思わず何枚もカメラのシャターを切りながら、先端にある青島神社まで歩き、昼食時間が近づいたので急ぎ戻る。やっと昼食に間に合った。

鬼の洗濯板
鬼の洗濯板 鬼の洗濯板
鬼の洗濯板 鬼の洗濯板
鬼の洗濯板遠景

堀切峠

南国宮崎らしい花咲く公園でバスは休憩し、自然に根づいたポインセチアやラン、椰子そのほか亜熱帯植物がこの年末でも咲き誇っている。

.日南は花盛り 日南の花

鵜戸神宮

ガイドさん仲間では、ここ鵜戸神宮のことを、“運動神宮”というくらい歩くと聞き、私たち夫婦の外にもう一組の夫婦が入り口近くの売店で待つことにした。ここは巨岩のある海岸辺で赤い鳥居で有名なところだ。

鵜戸神宮

飫肥(おび)

今回の旅行の最後の観光地である。歴史ある城下町らしく落ち着いた町である。
飫肥城跡の大手門をくぐると城内は小学校があった。昔から教育に力を入れている町という感じがする。ことあと一路宮崎空港に向かう。

飫肥城下

宮崎県南部の日南地方は克っての新婚旅行のメッカであったが、今は巨人軍のキャンプ地であり、21年春はWBCの合同キャンプが行われる。
洒落たホテルが何棟か並んでいる。

巨人軍キャンプ宿舎

バスガイド

3日間で合計約500Kmのバスの旅であった。今までバスの旅行で多くの上手なガイドに遇ったことがあるが、今回のガイドさんは格別で、終始名調子であり鹿児島弁を面白く披露してくれ、歌を歌ったり、今話題の「篤姫」に関する詳しい解説にも全く退屈することがなかった。

帰路

宮崎空港1920発〜大阪伊丹空港2025着で、3日間とも快晴の温暖な気候で、ジャケットもいらないぐらいの好天気だった。

長々の紀行をご覧頂き、有難うございました。

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