中 国 山 地 の 旅 (6) | |
この後はこの旅でのメインでもある投入堂へのトレッキングであるが、入山禁止になっていても、どのような雰囲気の位置にあるのか確目に行く。
投入堂がある三徳山三佛寺は県道のすぐそばにあり、入り口は単に受付する場所があるだけである。
断崖絶壁に建つ投入堂(写真はお借りしたもの)はふもとで組み立てたお堂を役行者が法力で投入れたとされ、建立法については、今もなお謎につつまれたままとか。
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この後は、ビジネスホテルへ向かうのみであるが、途中にある湖山池による。湖山池は鳥取市の西にあり、「池」という名前では日本一の大きさの汽水湖であり。 砂丘の広がり、砂の堆積により海と分離されてできた潟湖である。 周りの雑草が取り除かれるなど行き届いた管理がなされ、気持ちの良い場所であった。
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今日は帰る最後の日である。空は青空が見える。我々の旅行は雨が多い、最後の日は必ず晴れるのである。相棒は山陰に踏み入れたことがないことから、先ず鳥取城へ行く。
戦国時代、織田信長の家臣であった羽柴秀吉と毛利軍との戦いの舞台(鳥取城の兵糧攻め)となる。鳥取城は標高263メートルの久松山に設けた山城である。現在は天守台、復元城門、石垣、堀、井戸等を残すのみであり、鳥取市民は天守閣の復元を望んでいるが、図面が見つからないことで、再現は難しいとか。
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次は観光地としての代表である鳥取砂丘へ行く。私は何回も行くが、雄大な眺めで、この景観をいつまでも残してもらいたいと思う。
砂丘のちかくには、ラッキョ畑が広がっている。ラッキョは私にとってはカレーライスには絶対必要なものでカレー以外のときもよく食べる好物である。
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次に行ったのは浦富海岸である。この海岸は「日本の渚百選」にも選ばれている名所で、その景観が宮城県
の松島に似ていることで「山陰の松島」と呼ばれているとか。約15kmにわたって続くリアス式海岸
は変化に富み、海食や風食によってできた奇岩、洞門、断崖絶壁が点在している。観光船に乗れば
この景色がよく判ると思われるが、観光船は波が荒いことで欠航であり、我々は陸からの眺めを楽
しんだ。
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追記
中国山地への旅に行く前、キャンディーズの田中好子さんが亡くなられ、彼女をしのんでのドラマ「鳥帰る」が放映されることで、録画して行き、帰ってから見た。鳥取城(仁風閣)、鳥取砂丘、倉吉、三朝、三徳山三佛寺がロケ地であることに驚いた。ドラマの内容もよかったし、田中さんの演技もよかった。行ったところが映像に出てきたことは、感慨深いものがありました。
田中好子さん、やすらかにおやすみなさい。
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