竹田市を出ると、まもなく目的の南阿蘇に入る。周囲は緑の山肌が美しく、ドライブで疲れた目を癒してくれるし、窓を開けて走れば新鮮な空気が美味しい。
阿蘇の裾野に近づくと、馬、牛がのんびりと草を食べている姿が目につくようになる。 |
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今日のトレッキングは南阿蘇の田園風景の中を歩くコースで、南阿蘇鉄道の無人駅前の駐車場に車を止め、ここから出発する。このコースは田園風景を楽しむだけでなく、コースの途中に阿蘇山からの湧き水源を巡るコースでもある。南阿蘇は標高が高いため今が田植えどきで、水が張られた水田が実に美しい。阿蘇山を横に見ながら少し進むと、先ず一番の水源に出会う。丁度おじいちゃんがおられたので、水源場所の確認ついでに、あいさつを交わす。水源の話をすると、いかにも誇らしげにここの湧き水は南阿蘇では一番とか、この水を飲むと女性だと4年は若返り、男性だと2年は若返るとのこと、少し差がありすぎるのではと思っていると是非飲んでくださいと進めるので頂く。一年中水源の温度、水量はほとんど変わらず、約15度ぐらいだそうで、少しひんやりして美味しい。 |
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南阿蘇の水源は多く、その中の一部を見るのであるが、見て回る水源は竹崎水源→妙見神社の水源→小池水源→吉田城御献上汲み場水源→明神池名水公園水源→白川水源である。吉田城御献上汲み場水源に着いたとき、若い二人の女性が湧き水を手持ちのポリタンクに入れているときで、話しかけてみた。二人は北九州市から来たとか、ここまでは遠いが、南阿蘇の風景が好きで、時間があれば着ているとか、その時ついでに湧き水を持って帰るのですと言った。湧き水の場所が多いが、私はここの湧き水が一番とかで、ここがお勧めですと私に勧めた。ここでも湧き水を飲んでみるとやはり美味しい。 |
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ここからさらに進むと、南阿蘇鉄道を横切る道に出くわす。丁度線路を渡ろうとしたとき、踏み切りが下がり、列車に出くわす。
南阿蘇鉄道といえば、トロッコ列車となるが、出くわしたのが偶然にもトロッコ列車である。この列車は一日一本出ているとか、しかし乗っている人は少なく、少し寂しさを感じる。 |
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水源めぐりで、水源近くに住んでいる人に出会い、話しかけてみたが、気さく応じてくれ、水源は私たちにとっては、生活水であり一般の水道は引いていないとか。
冬は暖かく、夏は冷たく感じる水源はありがたいといっていた。生活する上では、欠かすことができない水を阿蘇山からの沸き水を利用している南阿蘇の人は、心の豊かさを話の中から感じてしまう。 |
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ここで出合った最後の人は、かなり歳めした老人で、我々に話しかけてきた。熊本弁で・・・ばってん、・・・ばってんと話しかけてくるが、なかなか聞きずらい。でも相手の話にうなづきながら、心の中では「わからんばい」と言ってしまった。
最後の水源はこの地で最も有名な白川水源である。近く駐車場には観光バスも止められ、沢山の観光客が来ていた。しかし、我々にとっては、今まで見てきた水源の素朴なイメージとはほど遠く、観光化されていて全く魅力がなかった。 |