黒川温泉を離れると、最後の目的地湯布院である。途中世界一の吊橋と宣伝している観光用吊橋によってみる。パーキングに沢山の車が止められている。みな吊橋を見に行くのだろう。吊橋を通るのに500円要りますとのこと、我々にとっては魅力のない吊橋であるため、遠くから眺めるだけで、早々と途中の九重町へ行く。
九重町では、手っ取り早く観光案内所へ行き、見所を聞く。九重町は我々には魅力のある町のように見えるが、特にないとか、少し離れた湿原はどうですかとの案内があり、そこへ向かう。しかし、霧が深くなってきたので、これでは行ってもでめかもと思い、相棒が昔、用務でいったことがある八丁原地熱発電所へ見に行くことになった。 |
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しばらく行くと、白い蒸気を噴出している場所が見える。しかし、近づくに従って霧が濃くなり、到着したときには発電所の蒸気は霧で全く見えず、折角来たので、案内所に行って説明用の映像をみせてもらう。広い部屋に我々二人だけである。
八丁原地熱発電所はわが国最大の発電所で、出力110,000KW、30本の蒸気井があり、1,000m〜3,000mの地下から蒸気を取り出し、その量は一時間に890トンだそうです。
帰りの道沿いには温泉の蒸気をふきだしているところが、ちらほら見ることができる。このまま湯布院へ直行する。 |
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映像を写したもの |
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湯布院は由布岳、立石山、野稲岳などに囲まれた盆地に耕地が広がったところで、温泉湧出量は全国第3位とか。
第一印象は美しい山にかこまれ、水田が広がる落ち着いた町のようである。町を略一周のつもりで出発する。ウオーク途中、馬車、人力車に出会い、みんな、なかなか風流な観光をされている。ウオークは水田の中を歩くような感じで気持ちがよい。気になるのが、山裾に活きよいよく噴出している温泉の蒸気である。これをちらちら見ながら進む。お寺を見た後、金鱗湖にでる。金鱗湖はかなり広く、山が湖に映ってすばらしく、湖には鳥居がたてられ雰囲気をだしている。
気になっていた蒸気がかなり近づいてきた。温泉元をカメラに収めたかったが、そこへ行くには少し時間がかかりそうなので、断念し、遠くから撮ることにする。
少し、繁華街にはいると観光客が多く、しゃれた店も多くなる。途中の足湯では、三人ずれおばちゃんに出会い、美しいお足を撮らせてもらう。そろそろウオーキングも終わりに近づく。 |
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この後、別府回りで大分港へ直行する。 |