東北(月山〜鳥海山〜磐梯山)紅葉の旅No5 | |
我々の朝は早い、少し薄暗いが海辺をウオークする。雨は降っていないが、雲は厚く今にも降りそうである。砂浜は誰も居らず、我々二人のみである。しばらく行くと突然前方に今まで隠れていた鳥海山の全貌が見えたではないか、これは感動もので雪を被って白くなった鳥海山をしばらく眺めていた。
しかし、これも長くなく、雨が降り出してきたため、急いで宿に帰る。
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今日からは山形から新潟へ下って行く。途中磐梯山に寄るための中継宿となる福島県に近い県境の宿へ車を進める。新潟市に入る手前で山側の道に向かう。
相棒は沢釣りもしないのに岩魚が生息する源流に興味があり、この源流を一目見る為に,この日朝日・三面ダム、飯豊・加治川ダムを訪ね、朝日連峰、飯豊連峰から日本海へ流れる三面川及び飯豊川の二本の渓へと向かった。
車では味わえない景色が目の前に現れてくる。山には雲が掛かって幻想的な雰囲気を出してくれている。しばらくいくと片側が開いたトンネルに出る。このような場所は車では通るが歩くのは初めてである。車が通ることもないので安心して歩くことが出来きる。薄暗い雰囲気は撮影のスポットにもなる。 |
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帰りの途中、変わった鮎の捕り方「やな」をはじめて見た。川をせき止めるように組上げた竹を川に設置し、鮎がその竹にかかってくるのを捕獲する手法である。鮎がかかる瞬間は見ることはできなかった。 | |
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この後は山里を見ながら、今夜の宿である御神楽温泉へ向かう。この温泉は奥深い山里にあり、宿数は少なく、人気も感じない静かな佇まいとなっていた。
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山里の朝は六時でも薄ぐらいが、いつものように朝食前にこの近場を車で散策する。雲海が目に入る気持ちのよい朝である。昨晩まで降っていた雨も止み、久しぶりの太陽を見ることができた。
この当たりは熊がよく出て、道を渡る親子の熊を見るとか、このためいつもなら猿に悩まされるのが、今年は少ないと言っていた。しばらく行くと田んぼで落穂を拾っている猿に出くわす。猿もなれたもので、車に驚かない。山里の家並みは落ち着ちついた色合いを示し、なんともいえない雰囲気を漂わせている。
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朝食後は最後の目的地となる磐梯山へ向かう。途中ラーメンで有名な喜多方を通るがラーメンはお預けして車を進める。
磐梯山に近づくと、やはり違った雰囲気を感じる。先ず行くのは桧原湖。桧原湖の紅葉は真っ盛りで、美くしい。早速車を止めてウオークを開始する。やはり歩くと細かいところまで目が行くので、色んな角度からシャッターを切る。湖の側は特に紅葉が鮮やかで、湖と紅葉がマッチして美しい。
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